朝が早かったので本丸跡に行ってみました。昨日と違って、城山の遠望は霧がかかっていると思っていました。後で本丸跡から眺めてわかったのですが、煙が漂っていたようです。
駐車場に着くと車もなく鳥のさえずりだけでした。駐車場からの両側の斜面には「マタタビ」の葉が陽に当たって銀色に光っています。アジサイも咲いて、城山も夏の装いになってきています。しばらくして本丸跡から声が聞こえてきました。グループで旧道か自動車道(県道)を徒歩で登って来られてきたようです。
入り口から入ると、切割のモミジの枝が伸びて低く垂れてトンネルのようになっています。もっともこのチップ道はいつもトンネルのようではあります。
調度丸跡に入ると、日差しが日が当たるとまぶしいくらいでした。本丸跡からは相変わらず人の声がしています。
桜の馬場石段を上がっていくと、声がだんだん大きくなってきました。本丸跡階段を降りてこられているようです。本丸跡階段で鉢合わせになりました。ご挨拶すると、女性陣は私の顔をご存知のようで、親しくご挨拶をいただきました。申し訳なかったのですが当方はよくわかりませんでした。
女性グループから少し遅れてご夫婦が降りてこられ、手にアザミの花を持っておられました。「アザミが咲いていましたか。」と声をかけると、「先のアザミは刈り取られていたけどね。また咲きだした。うれしいね。」と話されました。本丸跡にはアザミが咲きます。本丸跡に上がると本丸跡の看板の周りに小さく咲いていました。
近景はくっきりしていますが、麓のほうには煙が漂っていました。右手を見ると七尾火力発電所の方角に煙が上がっています。これは火事ではありません。木材を扱っている会社が木を燃やして出ている煙で、毎日のように出ています。
石動山の方角もくっきりしていました。本丸跡から見ると。石動山方向が額縁に入ったように切り割った眺めとなっています。
倒れて(切って?)枯れた木の根の周りに少し大きめのアザミが咲いていました。昔から本丸跡にアザミは咲いていたようですが、いつのころから咲いていたのでしょうか?とげはありますが綺麗な花です。
相変わらず、作成を始めて時計は翌朝に回ってしまいました。以上は6月11日の朝の城山でした。