18日の午後3時過ぎ、旧道を登ることにしました。雪はほとんどないであろうということで、城史資料館の駐車場から長靴に履き替え、歩き始めました。
城史資料館から懐古館の裏を抜けて旧道に入りました。旧道の隣の庭には一本の黄梅が花をつけていました。
大手道を歩き、「門の高」を過ぎて能越道の下をくぐり、「立石の地蔵さん」を過ぎて小屋場まで来ると、道の脇にイノシシの掘った「ヌタ場」がありました。
小屋場を過ぎて高屋敷で右に曲がり、アスファルト道に出て左に登って山道に入ります。登り口には多くの石碑があります、
登り口から長坂、七曲り安寧寺へと歩きましたが、ここにも雪はありませんでした。道の谷側の下に見える程度でした。その間には2人の方が下りて来られました。本丸跡まで訪ねられたのでしょうか。長坂を登って道が開けたところには、イヌシデと名札を付けた大きな木が目立っています。あまり気にかけていなかったのですが、変わった名前で、見るとかなり大きい木と知りました。そこを過ぎると左手に県道城山線が見えてきます。コンクリート法面の場所です。またそこを過ぎると展望のきく場所に出ます。雪雲が近づいていましたので見通しが悪く、遠望はできませんでした。
安寧寺から三の丸跡、二の丸跡、温井屋敷跡を通り、九尺石から西の丸に登りました、遊佐屋敷側から下りて、本丸跡には外桝形に上がって入りました。三の丸跡に上がる寸前、小鳥の群れが地面から一斉に飛び立ち木に乗り移りました。何という鳥でしょうか?三の丸から二の丸跡に向かう途中の掘割から、二の丸跡西側の石垣が見えていました。二の丸跡には椿が花を咲かせていましたが、あまりきれいではありませんでしたので写真には取りませんでした。曲輪の周りの一本の木にキノコが密生していました。変わったキノコのようですが、高いところにありよくわかりませんでした。
本丸跡には一部雪が残っていましたが、積雪としてはほとんどありませんでした。着いてしばらくすると雪が降り始めました。風は登るときから強く吹いていました。
1月に雪を撮ったのが22日でしたので、ほぼ一か月ぶりの本丸跡でした。
雪が降って気温も低くなってきました。ゆっくりもせず、そそくさと本丸跡を後にしました。登って見て雪はありませんでしたが、それぞれの曲輪には草もなく、刈ったとは思われませんが、綺麗なたたずまいをしていました。ただ、西の丸だけはイノシシに任せたようで、草ありヌタ場ありでした。
以上で終わります。桜の馬場石垣、寺屋敷跡、とよの水など、旧道(大手道)を下りて行き、写真も撮りましたがアップせずに次回としたいと思います。とりあえず、旧道には雪は積もっておらず、登りやすいものでした。